ゆう(@yu_kabu_life)です。
本格的に米国株投資を始めた2018年1月24日から現時点までの運用状況を点検します。

【トータルリターン】マイポートフォリオ vs 全世界株式 vs 全米株式
図1は2018年1月25日を基準としたトータルリターンの推移を示しています。
(図1)トータルリターン比較
12月26日時点のトータルリターンは表1の通りです。
(表1)トータルリターン比較
なお、設定来でマイポートフォリオがIVV(全米株式)に劣後しているのは、昨年2018年にとった以下の投資行動が大きな要因です。
2018年の反省
①FF利上げ局面で不利な新興国株式(VWO)へ投資してしまったこと
②米中貿易摩擦の影響を大きく受ける半導体銘柄に投資した判断ミス
③よく調査・分析もせずバフェット銘柄に飛びついたこと
マイポートフォリオと保有銘柄ごとの評価損益
マイポートフォリオと保有銘柄ごとの評価損益になります。
(図2)マイポートフォリオ
ポートフォリオの過半は幅広く分散投資してリスクを抑制していて、米国ETFと弊ブログの提唱する「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」で構成しています。
SPXLリスクコントロール・ポートフォリオの概要は以下でご覧いただけます。
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SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ
ゆう(@yu_kabu_life)です。 「安定してS&P500より大きなリターンを得たい」「SPXLはリターンも凄いけど値動きも激しくて不安」「SPXLのリスクとリターンを調整できれば良いの ...
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表2は銘柄ごとの評価損益です。
(表2)評価損益
2018年1月末から米国株投資を始めてから23ヵ月、約2年が経過しました。
今年の運用成果は+43.2%という結果に。全世界株式を+16.2%、全米株式を+11.5%、それぞれ上回ることができました。
2018年1月末から設定来のトータルリターンは15.1%、金額にして+$28,371ドル(+311万円)です。
個人的には十分にリスクを抑えていますので安心して放置していられています。資産運用にかかる労力と得られる対価を考えればかなり満足な結果ですね。
自分のライフプラン上の目標額も上回っていますので、結果論として出だしの2年は良い成果を収めることができました。
しかし結果だけ見れば上々ですが、僕が投資を始めた2018年の投資環境は散々な状態でした。
でもそのおかげもあって、安定的にハイパフォーマンスを発揮できるSPXLリスクコントロール・ポートフォリオを考案することができましたし、過去の株式市場を分析して逆イールドをがっちりと投資機会に捉えて成功することができました。
米国株の決算資料を沢山分析したりもしましたね。
これから米国株投資家として過ごす数十年を思えば、最初のうちに確度の高い投資手法を固められたことは僥倖と言えます。
