【資産売却】エヌビディア(NVDA)を全株売却しました

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ゆう(@yu_kabu_life)です。

ついにG20が始まりましたね。

本日6月29日の11:30から米中首脳会談が予定されています。

エヌビディアについては本日の米中首脳会談をターゲットに急騰を続けていましたけれど、諸々思案した結果、今のうちに全株売却することにしました。

僕は今週、保有株やETFを売却する投資行動に出ていまして、これで720万円ほどの資産を売却したことになります。

今回は売却判断に至った考えと今後の対応方針を整理しておきたいと思います。

エヌビディアの投資判断

図1は直近のエヌビディア株価推移と、株価を形成した要因となった出来事を表現しています。

(図1)エヌビディア株価推移と出来事

米中貿易戦争激化からのファーウェイをエンティティーリストに加える実質上の禁輸制裁措置、そして対メキシコ輸入品への関税発表により暴落していきました。

2Q決算直後にファーウェイ制裁が発表されたため、2Q決算内容にはファーウェイ問題が織り込まれていない。

そしてメキシコ関税が回避されたことを契機に貿易摩擦懸念が後退し、米中首脳会談の開催が伝わると"期待感"から市場関係者のセンチメントが改善して上昇相場を形成している。

これがざっくりした僕の情勢認識ですね。

2019年6月28日G20にて

一旦、三尊底を形成して底をつきましたけれど、再び底値を試す展開となってしまいましたので、弱気先行の三角持ち合いを形成しています。

図2はエヌビディアの株価とS&P500種指数の騰落率を比較したチャートです。

(図2)エヌビディアとS&P500種指数

これを見ると6月の上昇相場によってS&P500は直近高値を回復したのに対して、エヌビディアは半分ほどしか戻せていません、

明らかに市場平均よりも下押し圧力が強く、上値が重いですね。

チャートの形を見ると底値を割って下振れする可能性が高まっているように見えます。


2Q決算発表直後の株価は、2018年度2Qと同水準だったことが図3に見て取れます。

(図3)エヌビディア株価は2018年度2Q水準

図4を見ると、2Q決算の売上高は2018年度2Qと同水準だったことが分かります。市場はエヌビディアの企業価値を2018年度2Q同等と評価しているようです。

(図4)四半期ごとの業績推移

昨年から続く貿易摩擦の激化に伴って中国経済が想定以上に悪化していることが分かってきたこと、貿易戦争からハイテク戦争へと米中対立はステージを進んだこと、追加関税3,000億ドルの影響は織り込まれていないこと。

これらのことから業績はもう一段下振れするリスクが出てきたのではないかなという気がしています。

どの程度の業績低下がありそうなのでしょうか。

事業別の売上を見てみると、米中貿易摩擦が顕在化した時期にゲーミング事業がガタ落ちしました。

今後も米中対立の影響はゲーミング事業に顕著に現れそうです。

データセンターも地味に下げてきていますね。

(図5)事業別売上高

図6の地域別でみると、2019年度4Qから1Qにかけて中国から台湾やアジアへとサプライチェーンの移転が進んでいるように見えます。

(図6)地域別売上高

中国は最盛期から200億ドルほど低下していますが、依然として550憶ドルもありますので、まだ下落余地が十分にあります。

米国は著しく低下していますけれど、もう下落余地はあまりありませんね。

もう一段の業績悪化があるとしたら-100億ドル~-300億ドルくらいではないでしょうか。

とすれば2018年度の3Q~2019年度1Q水準の売上高ということになります。


現在の経済情勢からするとエヌビディアの業績が回復する根拠はあまりありませんので、現在の上昇相場を形成している要因は実態を伴わない過度な期待感のように思います。

僕は従前から、米中首脳会談は大した成果なく終わり、市場は現実に目を覚ますことになる可能性が高いと言ってきました。

実際にG20が開幕してみると、序盤から習近平主席がトランプ大統領の非難を続けていますね。

こんな雰囲気では米中首脳会談で大きなコンセンサスがとれるとは到底思えませんね。想定通りです。

そうなるってくると、化けの皮がはがされた株価は図7のようにボックスの安値圏を目指して下落していくように思います。

(図7)エヌビディア株価推移と見通し

そして次回の決算は8月でしょうか、その時になってエヌビディアの業績悪化もしくは見通し悪化が顕在化すれば底値を割りそうです。

このようなことからエヌビディアを持っていても高値更新を目指す可能性は低く、底値を探る可能性が高いように思います。

であれば、実態の伴わないセンチメントの改善によって高値を形成している今は売り時ということになります。

全株売却することにしました。165ドルほどで67株、金額にして11053.6ドル(121万円)ほどの売却です。

エヌビディアは昨年の暴落前の高値圏で購入していましたので、-3,510.7ドル(38万円)の損失確定です。

とはいえ今週ほかに売却した資産も合わせれば、都合+14万円ほどの利益とトータルではプラスになってることは救いですね。

当初エヌビディアは長期保有するつもりでしたので、暴落しても購入理由が崩れていなければ保有していました。

しかし、今後は個別株に関しては自分の大局観に従って臨機応変に取引しようかなと思ってます。

今回の売却もその一環です。

今後、下がる可能性が高いとみているため、高値圏の今のうちに売却しておき、安値で買い戻すつまりです。

今後、買い出動するタイミングは「①145ドルを割り込んだあたり」「②125ドルを割り込んだあたり」を想定しています。

(図8)買い出動の想定株価

エヌビディアに関しては、これまで時間をかけてウォッチしてきた銘柄になりますので、できれば努力が無駄にならないよう安く買い直せると嬉しいですね。

とはいえ、エヌビディアに拘っている訳でもありませんので、買い場が訪れなければ無理に固執するつもりはありません。

 

さて、吉と出るか凶と出るか

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