【16ヵ月目】運用実績公開│秘密のSPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

投稿日:2019年6月1日 更新日:

ゆう(@yu_kabu_life)です。

2018年1月24日に「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」を運用開始してから16ヵ月が経過しました。

2019年6月1日現在、僕は69,511 ドル(約765万円)を当ポートフォリオで運用していますので、現時点の運用成果をご紹介します。

それでは、以下ご覧ください。

SPXLリスクコントロール・ポートフォリオとは

「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」は、当ブログで考案し提唱するポートフォリオになります。

SPXLとキャッシュ(現金)で構成するポートフォリオで、簡単な運用方法でS&P500指数よりハイリターンかつSPXLよりローリスクの運用成果を期待できることが特徴です。

当ポートフォリオの概要は以下の記事をご覧ください。

SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ

ゆう(@yu_kabu_life)です。 「安定してS&P500より大きなリターンを得たい」「SPXLはリターンも凄いけど値動きも激しくて不安」「SPXLのリスクとリターンを調整できれば良いの ...

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メモ

SPXL(DirexionデイリーS&P500ブル3倍 ETF)とは、米国市場の主要指数であるS&P500指数の日々の値動きの300%のパフォーマンスとなる投資成果を目指したレバレッジETFです。

【運用実績】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

それでは「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」「IVV」「SPXL」のトータルリターンを比較しながら、運用成績を確認していきます。

図1は当ポートフォリオが完成した2018年1月24日を起点とした騰落率になります。

(図1)トータルリターン比較

比較の前提

  • 比較対象は「SPXL」とS&P500種指数に連動する「IVV」とする
  • IVVとSPXLの株価は、配当金及び株式分割の調整済終値とする
  • 各投資元本は69,511ドルとする(SPXLリスクコントロール・ポートフォリオと同額)

①SPXLより最大ドローダウン抑制

赤丸で囲った①の部分を見ると、下落相場ではSPXLよりもリスク(最大ドローダウン)を抑制できていることが、実際の運用実績からも分かります。

当ポートフォリオの主要な目的の一つである「リスク抑制」が上手く機能していますね。

②市場平均をアウトパフォーム

赤丸で囲った②の部分を見ると、上昇相場ではIVVを上回るパフォーマンスとなっていることが分かると思います。


2019年5月31日時点の運用成績は表1のとおりです。

(表1)最大ドローダウンとトータルリターン

直近1年高値からの最大ドローダウン

2018年12月の暴落時において、SPXLが-50.3%を記録したのに対し、当ポートフォリオは-27.6%と最大ドローダウンを半減しています。

ドローダウン抑制効果はIVVと比較しても遜色ありませんね。

5月の単月リターン

単月リターンでは市場平均をアンダーパフォームしました。

IVV-6.3% > 当ポートフォリオ-9.4% > SPXL-18.7%

市場平均でも-6.3%と大幅な下げ相場となりましたが、やはり当ポートフォリオのドローダウン抑制効果は高いですね。SPXLよりドローダウンを大幅に抑制できています。

年初来リターン

年初来リターンでは市場平均をアウトパフォームしています。

SPXL+29.1% > 当ポートフォリオ+15.6% > IVV+10.2%

ポートフォリオ組成来リターン(組成日:2018年1月24日)

組成来リターンは市場平均をアンダーパフォームしています。

IVV-2.8% > 当ポートフォリオ-5.4% > SPXL-19.2%

予想どおり世界情勢の混乱が加速してきましたので、株式市場もボラティリティの高い展開になってきました。

4月末時点では市場平均をアウトパフォームしたのですけれど、また5月末時点ではアンダーパフォームしてしまいました。

レバレッジETFを組み込んでいますので下げ相場で市場平均に劣後することは当然のことですね。

とはいえ、ボックス相場では徐々に市場平均をアウトパフォームしていきますので、今回の下げ相場も僕としては歓迎です。

また安く買って高く売るだけですね。

「レバレッジETFは減価する」

このフレーズは皆さんよく目にすると思います。もはや定説のように語られている概念ですね。

5月末時点のパフォーマンスとしては、IVVと当ポートフォリオだけで比較すれば市場平均に遅れをとっていますが、SPXLも並べて比較してみるとSPXLより大分パフォーマンスが高いことが分かると思います。

これは当ポートフォリオの減価対策が効果を発揮していることの証明です。

レバレッジETFの減価に対する理解と当ポートフォリオの減価対策について、以下の記事で詳しく解説しましたので、よろしければご覧ください。

そもそも「レバレッジETFは減価する」という考え方が間違っていることも、お分かりいただけるかと思います。

【レバレッジETF減価編】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

「レバレッジETFは減価するの?」「レバレッジETFの長期保有は危険なの?」「どうすれば減価を防げるの?」←こんな人に参考になる記事です。 特にSPXL投資家の皆様は、ぜひ最後までご覧になってください ...

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5月末時点の評価額は以下のとおりです。(1ドル=110円計算)

2019年5月31日時点の評価額

  • IVV:67,576ドル(762.8万円)
  • SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ:65,743ドル(723.1万円)
  • SPXL:56,169ドル(617.9万円)

SPXLリスクコントロール・ポートフォリオは、市場平均に約-40万円ほど劣後しています。

対してSPXLは、市場平均に-145万円ほど劣後しています。

【リバランス】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

当ポートフォリオのリバランス実績と、リバランスによるリターン押し上げ効果をご紹介します。

リバランス実績

今回もリバランスの実施条件をクリアしていましたので、5月31日にSPXL1株当たり42.75ドルで81株、3,463ドル分ほど購入しました。

今回はジュニアNISA枠でSPXL購入していますので手数料がかかっていません。

前回1ヵ月前は52.55ドルで売却したばかりでしたので、かなり安く(-18.9%安)買い戻せた印象ですね。

図2は当ポートフォリオ組成来のリバランス実績です。赤丸がSPXL売却、黒丸がSPXL購入を示しています。

(図2)リバランス実績(赤丸:SPXL売却、黒丸:SPXL購入)

チャート上を一見しても「安く買って高く売る」という理想的な投資行動が実現できていることが分かります。

当ポートフォリオはリバランス実施要領に沿って運用するだけで「安く買って高く売る」投資行動を高い確率で再現できると思います。

なお、リバランス実施要領は少しだけ特殊性がありますので、もし興味をお持ちの場合は、こちらの記事「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ」をしっかりと確認いただければと思います。

ご参考までにリバランスの売買実績を載せておきます。リバランスの項目で、黒字がSPXL購入、赤字がSPXL売却になります。

(表2)リバランス売買実績

リバランスといっても実際にやることは簡単です。

以下の記事では具体的なリバランスのやり方を解説していますので、よろしければご覧ください。

【リバランス編】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

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リバランスによるリターン押し上げ効果

SPXLなどのレバレッジETFは複利の効果を増幅する特徴がありますので、複利の効果のうちボックス相場ではリターンを押し下げる複利のマイナス効果も増幅してしまいます。

このことからレバレッジETFはボックス相場において連動する指数よりもリターンが劣後する宿命にあります。

いわゆる「レバレッジETFは減価する」と言われる概念の仕組みですね。

当ポートフォリオでは独自のリバランスルールを設けることによって、ボックス相場のリターンを押し上げることで、この問題に対策をしています。

ちょうど2018年~2019年にかけてボックス相場が形成されましたので、当ポートフォリオのリターン押し上げ効果をご紹介します。

図3は当ポートフォリオのSPXL部分だけに着目して、リバランスを実施した場合と、リバランスを実施しなかった場合のリターンを比較しています。

(図3)リバランスによるリターン押し上げ効果

2019年5月31日時点の評価額は、リバランスを実施していなかった場合は28,063ドルだったのに対して、リバランスを実施したことで31,004ドルでした。

投資元本に対して+8.5%、売買手数料も含めて+2,941ドル(+32万円)が、ボックス相場におけるリバランスのリターン押し上げ効果ということになります。

SPXLリスクコントロール・ポートフォリオの資産規模拡大

以下の記事で書きましたように、2019年中に1,100万円くらいまでSPXLリスクコントロール・ポートフォリオの資産規模を拡大したいと考えています。

S&P500株価予測と2019年投資計画│SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

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図4は僕が5月13日時点で想定していたS&P500指数の株価予測です。

赤色の網掛けが安値圏、灰色の網掛けが底値圏の想定を示しています。それぞれ、横に想定する株価をプロットしています。黒色の点線は、僕の希望が多分に入っていますがS&P500株価予測を示しています。

(図4)2018年~2019年5月13日のS&P500推移と株価予測

米中対立は想定していた通り激化の展開です。

S&P500も2,752まで下落してきて安値圏内に入ってきましたので、そろそろ買い出動しようか思っています。

安値圏に突入したら、まず今年のジュニアNISA枠を使って80万円分SPXLを買おうと思っていたのですけれど、楽天全世界の毎日積み立て設定を解除し忘れていたらしく、すでに30万円分ほど枠がなくなっていたという・・・勿体ないことをしてしまいました。

過去170年のリセッションの歴史とS&P500株価と逆イールドの傾向を観察してみるとリセッションの先行指標である逆イールド「10年-2年」はSPXLの買いシグナルになり得ることが確認できます。以下の記事で考察をご覧いただけます。

【170年の歴史】リセッションとS&P500と逆イールド→適切な投資行動を考える

ゆう(@yu_kabu_life)です。 「景気後退期は近いの?」「リセッションで株価は暴落するの?」「リセッションの最適な投資行動を知りたい」「逆イールドカーブって何?」「米国債3ヵ月物の逆イールド ...

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