【14ヵ月目】運用実績公開│秘密のSPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

投稿日:2019年3月30日 更新日:

ゆう(@yu_kabu_life)です。

今回は、2019年3月30日時点における「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」の運用成果をご紹介します。

2018年1月24日に当ポートフォリオを運用開始してから14ヵ月が経過しました。

2019年3月30日現在、僕は69,511 ドル(約765万円)を当ポートフォリオで運用しています。

それでは、以下ご覧ください。

SPXLリスクコントロール・ポートフォリオとは

「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」は、当ブログで考案し提唱するポートフォリオになります。

SPXLとキャッシュ(現金)で構成するポートフォリオで、簡単な運用方法でS&P500指数よりハイリターンかつSPXLよりローリスクの運用成果を期待できることが特徴です。

当ポートフォリオの概要は以下の記事をご覧ください。

SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ

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メモ

SPXL(DirexionデイリーS&P500ブル3倍 ETF)とは、米国市場の主要指数であるS&P500指数の日々の値動きの300%のパフォーマンスとなる投資成果を目指したレバレッジETFです。

【運用実績】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

それでは「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」「IVV100%」「SPXL100%」のリターンを比較しながら、運用成績を確認していきます。

比較の前提

・比較対象は「S&P500指数に連動するIVV」と「SPXL」とする

・IVVとSPXLのチャートは、2018年1月24日時点で各69,511ドルづつ保有していたものと仮定する(「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」と同額)

・配当再投資は実施しないものとする

下図は、当ポートフォリオが完成した2018年1月24日を起点とした騰落率になります。2018年1月24日以降の株式市場は下落相場でしたので、未だにIVVでもマイナスリターンとなっています。

  • 「①SPXLより最大ドローダウン抑制」
    赤丸で囲った①の部分を見ると、下落相場ではSPXLよりもリスク(最大ドローダウン)を抑制できていることが、実際の運用実績からも分かります。
  • 「②このまま上昇すればIVVを上回る」
    赤丸で囲った②の点線チャートは、ボトムから現在までの角度をそのまま延長したものです。
    仮に4月以降も今の傾向が続くとしたらIVVを上回るパフォーマンスが期待されます。

1月~2月にかけて市場は米中貿易交渉の早期妥結を織り込み株価は上昇を続けていましたが、3月に入るとトランプ大統領と習近平国家主席の会談延期が伝わると相場は下げに転じました。

その後、徐々に相場は持ち直してきたかに見えましたが、米国の要求に対して中国が反発している状況が伝わると再び下げ基調に転じます。

3月21日になるとパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長からFF政策金利の据え置きが発表されると相場は再び持ち直しました。以下で記事にしていますので、よろしければご覧ください。

FRB利上げ2019年中は見送り発表するも米中貿易交渉が株価の重し

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3月22日には逆イールド(10年-3ヵ月)が発生してリセッション(景気後退期)の到来が意識されるようになると上値が重い状態が続いています。

イギリスのEU脱退騒動も連日取り上げられていますが、今までのところ米国株式市場全体と僕の銘柄には影響少ないため、個人的にはあまりフォローしていません。

3月は比較的ボラティリティの高い展開となりましたが、やはり市場のセンチメントは米中貿易交渉と金融政策に集中しているように思えます。

2019年3月30日時点の運用成績は下表のとおりです。

  • 「最大ドローダウン(設定来安値:2018年12月24日)」
    SPXL100%が-50.3%に対して、SPXLリスクコントロール・ポートフォリオは-27.6%とリスクを半減させていることが確認できます。IVVと比較しても遜色ありません。
    当ポートフォリオの主要な目的の一つである「リスク抑制」が上手く機能していますね。おかげでその日もグッスリ眠れました。
  • 「3月のリターン」
    市場平均をアウトパフォームしました。
    「IVV+1.5% < SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ2.0%」
  • 「年初来リターン」
    市場平均をアウトパフォームしています。
    「IVV+13.0% < SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ20.4%」
  • 「設定来リターン(設定日:2018年1月24日)」
    市場平均をアンダーパフォームしています。
    「IVV-0.2% > SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ-1.5%」

設定来リターンではIVVを下回っていますけれど、運悪く設定直後から暴落していきましたのでリスク抑制効果が最も高いIVVの成績が良いのは当然の結果と言えます。

今までのところSPXLリスクコントロール・ポートフォリオは、想定どおりのパフォーマンスを出せている印象です。

この先4月以降も上昇基調が継続するようであれば、いよいよ設定来リターンでも市場平均をアウトパフォームしていくでしょう。

ただし、個人的には最終的に中国が米国に屈服するとは思っていますが、ひと悶着あるようであれば素直には上昇していってくれないでしょう。

市場は近日中の決着を織り込んでいるようですけれど、僕は楽観的すぎやしないかと思って見ています。

早ければ2019年中、2020年までずれ込む可能性も十分あるでしょう。それで決着できればまだ良いほうです。間違いなく歴史的な転換点になりますからね。

第二次世界大戦の前から米国と中国の近現代史を踏まえて考えれば、この問題はそう簡単に決着するものではないはずです。報道は表面的な事象を追いかけすぎではないかと思います。

・・・少し話が脱線してしまいました。戻します。

3月末時点の運用成績を評価額で表すと以下になります。(1ドル=110円計算)

2019年3月30日時点の評価額

  • IVV:69,345ドル(762.8万円)
  • SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ:68,481ドル(753.3万円)
  • SPXL:61,770ドル(679.5万円)

評価額で見ても市場平均に-9万円のところまで持ち直してきました。ようやく水面から出られるかと思うと、どうしても嬉しい気持ちが出てきてしまうというか、浮ついてしまいますね。

これが、もしSPXL100%で保有していたとしたら、まだ-83万円の水面下です。年初来+42.0%の大暴騰を演じても尚このマイナスリターンでは、さぞかし気分は憂鬱だったことでしょう。

3月29日、リバランスを実施して23.6万円の利益確定

僕は毎月月末か月初にリバランスを実施しています。

下図は僕の特定口座で保有している分のSPXLです。(売却前)

取得単価39.96ドルに対して現在値が上回っていますから、今回もリバランス実施条件に合致しています。

3月29日の寄り付きにて14株を46.5ドルで売りましたので、合計646ドル(7.1万円)の売却となりました。

12月から一連のリバランス実績は以下のようになります。

  • 12月26日にSPXLを単価28.46ドルで160株4,576ドル分(約50万円)購入
  • 2月1日にSPXLを単価40.8ドルで110株4,464ドル分(約49万円)売却
  • 2月28日にSPXLを単価44.64ドルで36株1,607ドル分(約17.6万円)売却
  • 3月29日にSPXLを単価46.54ドルで14株651ドル分(約7.2万円)売却

今回3月29日の売却によって、直近12月26日にリバランスによって購入した160株をちょうど全て売却したことになります。

この一連のリバランスによる利益は2,141ドル(23.6万円)でした。

ちなみに別件の取引で損失繰越処理をしていますので今回の利益から譲渡税は引かれません。今回の利益は手取りということです。

この利益はIVVやSPXLを買い持ちしているだけの投資家には得られなかった利益と言い換えることもできますね。

弊ブログのSPXLリスクコントロール・ポートフォリオを運用していると、株価が上がっていけばもちろん嬉しいのですけれど、株価が下落するのも楽しみなのですから奇妙ですね。

SPXLリスクコントロール・ポートフォリオの資産規模拡大

当ポートフォリオを考案してから様々な考察を経て、実際に14ヵ月運用してみて、確かな手ごたえを得ました。

3月30日現在、69,511 ドル(約765万円)を当ポートフォリオで運用していますが、今年中にも900万円~1000万円程度になるまで資金を追加投入していこうかと思っています。

そこで問題になるのは買い増しのタイミングです。「タイミングを図った売買は失敗する可能性が高いからやめた方が良い」ということがよく言われますね。

例えばチャートを見た投機的な投資判断や、投資哲学のような抽象的で薄い根拠で売買する手法には、僕も懐疑的です。

しかし、過去170年のリセッションの歴史とS&P500株価と逆イールドの傾向を観察してみたところ、逆イールド「10年-2年」は買いシグナルになり得ることが確認できました。

以下で記事にしています。ぜひご覧ください。

【170年の歴史】リセッションとS&P500と逆イールド→適切な投資行動を考える

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過去のリセッションを観測してみると、リセッション終了後は長期間に渡って景気が拡大し、S&P500株価は上昇しています。リセッションを過度に恐れてキャッシュ比率を高めた投資家は、過ぎ去ってから振り返ってみると「絶好の買場だった」と後悔することになりかねません。

僕は、むしろリセッションを恐れずに追加資金を投じていくことになるわけですね。大まかには、逆イールド発生したタイミングで半分ほど資金投下し、その後リセッション期間中に底値を探していく中で2回目~3回目に分けて残りを投下するイメージでしょうか。

この投資行動が功を奏せば、きちんと「過去の傾向分析を未来の投資成果に生かす」という成功体験、いわゆる一つの勝ちパターンを得ることになりますので、ぜひこの投資判断を成功させて投資家としても成長したいところです。

そのためにも2019年の早い段階で逆イールドが発現して欲しいものです。

逆イールドを待ち望むというのは、一般的な個人投資家とは真逆の心境なのでしょう。

【リバランス実績】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

下図は当ポートフォリオ設定来のリバランス実績です。赤丸がSPXL売却、黒丸がSPXL購入を示しています。

チャート上を一見しても「安く買って高く売る」という理想的な投資行動が実現できていることが分かります。

「一部の天才以外は安く買って高く売ることなど不可能なのだから頻繁な売買は悪手」だと言われますが、当ポートフォリオはリバランス実施要領に沿って運用するだけで「安く買って高く売る」投資行動を高い確率で再現できるかと思います。

なお、当ポートフォリオのリバランス実施要領は少しだけ特殊性がありますので、もし興味をお持ちの場合は、こちらの記事「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ」をしっかりと確認いただければと思います。

ご参考までにリバランスの売買実績を載せておきます。リバランスの項目で、黒字がSPXL購入、赤字がSPXL売却になります。

リバランス手順を実際に21万円儲けた実例で解説

当ポートフォリオはリバランスすればするほど儲かるとも言えます。

以下の記事では具体的なリバランスのやり方を解説していますので、よろしければご覧ください。

【リバランス編】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ

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