ボーイング737MAX8墜落で株価急落、投資家と搭乗者が留意すること

投稿日:2019年3月15日 更新日:

ゆう(@yu_kabu_life)です。

3月10日、米航空大手ボーイング(BA)の最新鋭機「737MAX8」がエチオピアの首都アディスアベバからケニアのナイロビに向かっていたエチオピア航空302便が離陸から約6分後に墜落し、乗客乗員157人全員が死亡するという痛ましい事故が発生しました。

「737MAX8」では、昨年2018年10月29日にもインドネシア沖で189人の犠牲者が出ていたばかりのことです。

ボーイング「737MAX8」墜落事故の経緯

そんな「737MAXシリーズ」は、燃費が良いことから5000機以上を受注する絶賛ベストセラーとなっていて、翼端にはウイングレッドという小さな翼を付けていることが特徴的です。

ダラス・モーニング・ニュースによると、過去にパイロットから苦情が上がっていたことが分かりました。

それによると「MAX 8」には、これまでのシリーズにはなかった機体の失速を自動修正する「操縦特性増強システム」という機能が新たに搭載されていましたが、パイロットは新機能について知らされておらず、十分な訓練を受けていないにも関わらず同型機の飛行許可が出されていたとのこと。

この自動システムが原因との疑いが浮上しています。

事件後の動向を振り返ってみると、事故直後に中国を始めとする複数の国が「737MAX8」の運行停止を決めました。

しかし米連邦航空局(FAA)は当初、「737MAX8」は性能上の品質基準をクリアしているとし、運航継続を認める姿勢を示していました。

ところが、墜落現場の調査で見つかった「新たな証拠」と「衛星データ」の解析結果によって、性能上の欠陥を抱えている可能性が示唆されたことから状況は一転します。

13日になるとトランプ米大統領が大統領令を出して「737MAX8」の運行停止を決めました。この動きをうけて昨日14日、国土交通省も日本への乗り入れを停止しました。

これによって現時点で運行停止は370機となり、影響が世界規模で広がっています。

ボーイング(BA)株価急落でも投資家は楽観的

ボーイング(BA)の株価を見てみます。事故前の8日422.54ドルから、15日の午前4:55時点で-11.6%安の373.71ドルと株価が急落しています。

しかし、BAの投資家は過度に落胆する必要はありません。

10日の墜落事故を受けた直後に急落したあとは下げ止まっています。

視点を変えてみると、運行停止措置によってボーイングは原因究明と問題改善の時間的猶予を得たとも言えます。

原因が分からないまま世界中で運行継続していれば、第三、第四の事故が起きかねませんでした。そうなれば株価が暴落していくことは容易に想像できます。

このため運行停止措置は、むしろ株価にとってポジティブです。

加えて、実は航空会社からの発注は長期契約に基づいているため、製造メーカーを変更することは容易ではなく、運行停止措置が航空会社の業績に与える影響が限定的であることが、過去の航空事故の経験からも分かっています。

実際にアナリストらの見解も、運行停止は一時的なものに過ぎず事故に伴う株価下落は絶好の買い場と見る動きが広がっています。

航空事故は交通事故より死亡率低いから安心はウソ?→利用者が気を付けたいこと

とは言っても、自分たちが搭乗するときに墜落しないか、飛行機の利用者としては不安になりますよね。

その点は、日常的に乗っている車よりも遥かに確率は低いので安心して大丈夫です。

世界の航空事故死亡者は10万人当たりの死者数は0.0097人(2013年調べ)に対して、日本国内の交通事故死亡者は、10万人当たりの死者数は3.2人(2014年調べ)でした。

・・・と、一般的には説明されます。

しかし、よく考えてみると事故発生には偏りがあるはずですね。

過去の航空事故の統計結果では、やはり原因で大きいウエイトを占めているのは「人的要因」です。どの業界でも機械より人間の方が問題を起こすものですね。

例えば、勤勉で技術力の高い人材が揃っている航空会社と、勤務意欲と技術力の低い人材の多い航空会社で事故発生率が同じのはずはありません。

ということは利用者は、事故が発生する確率の高いポイントを避けることが自分の身を守ることに繋がります。

下図はaviation-safety.netに公開されている航空事故の多いワースト地域一覧です。

出所:https://aviation-safety.net/statistics/geographical/worst_geo_loc.php

米国が一番なのは離発着便が多いからでしょうね。そのほか、やはり発展途上国に行くときは注意したほうが良さそうです。

また、下記のサイト「AirlineRatings」で世界の航空会社の安全制について評価する格付け機関です。

https://www.airlineratings.com/safety-rating-tool/

(1社しか表示されなければフィルター外せば全社を表示できます)

航空会社を選ぶ際に評価をチェックしておくと安心です。

下図のように評価は★1~★7となっています。

今回事故を起こしたエチオピア航空(Ethiopian Airlines)は過去も事故を起こしており今回事故前の評価は★6でした。★7が安心ですね。

それとチケットに記載されている機種は直前に変わることが多いので、実際に搭乗するまで機種は分かりません。

下記のサイト「flightradar24.com」では搭乗便が機影にカーソル当てるとリアルタイムに機種情報が分かりますので、こちらでチェックするのも手ですね。今なら「737MAX8」だったらやめた方が良いです。

https://www.flightradar24.com/

下図のように機影が沢山ありますので、空港にいる機影にカーソル当てると情報が表示されます。

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