生活防衛資金はいくら必要?ライフプランで明確になる生活防衛資金とは

投稿日:2019年3月14日 更新日:

ゆう(@yu_kabu_life)です。

今回は資産運用を考えるにあたって重要となる「生活防衛資金」について、我が家の実例を交えながらお伝えしていきます。

いきなり生活防衛資金と言われても、「はてな?」という方もいらっしゃるかも知れません。資産運用をしていない人にとっては馴染みの薄い言葉だと思います。

まず最初に資産運用したことのない人にも分かりやすいように、資産形成の公式をご説明しますね。そんなに難しくありませんので、お付き合いください。

資産形成の公式とは

早速ですが、資産形成の公式をご説明します。

資産形成の公式

資産形成=(1.収入ー2.支出)+(3.運用資産×4.利回り)

収入を最大化し、支出を最小化し、蓄えた資産を運用して利回りを得ること。これが資産形成の方法です。

  1. 収入
    まずはしっかり働いて給料を得ることです。
    収入を増やすことも大事ですね。真面目に仕事を頑張れば昇給できるかもしれません。
    今の時代であれば夫婦共働きで収入源を増やすことも一般的です。
  2. 支出
    節約して支出を最小化することも大事です。
    必要なものを必要な時に購入するようにして、不要なものは買わないということです。
    ただ、費用対効果の高い支出は生活の彩を豊かにしてくれますから、あまり何でもかんでも節約すれば良いとういものでもありませんね。
  3. 運用資産
    そうして頑張った貯めたお金を資産運用に回します。
    皆さんは資産運用なんて怖いと思うでしょうか?
    フランスの経済学者トマ・ピケティが提唱する「r(資産運用の収益)>g(労働収入)」は有名な話です。
    要するに働いて得られる収入よりも、資産運用で得られる収入の方が大きいことが研究によって分かっています。
    ですから資本主義社会では富めるものが益々富み、貧富の格差が拡大していく一方なのですね。
  4. 利回り
    運用資金を年率何%の利回りで増やしていくかということです。
    一般的には3%(税引き後)の利回りを見立てておけば良いかと思います。

例えば、毎月の収入が30万円、支出が20万円とした場合、貯まった10万円を資産運用に投じていくことになります。

この時、銀行口座にある貯金を全て資産運用に回して良いかというと、そんなことはありません。生活に必要なお金で投資してしまうと冷静な投資判断ができなくなるからです。

資産運用は余剰資金で行うのが鉄則です。

普段の生活費に加えて、何かあった時のために、いつでも使えるように銀行口座や手元に一定金額を置いておく必要があります。

貯金が0円では、少し出費が多くなるだけで足りなくなりますし、結婚式などの急な出費にも対応できませんからね。

このように手元に置くお金のことを生活防衛資金と呼びます。

投資を始めるのに必要な生活防衛資金の金額とは

ここで疑問が生まれます。

はてな

生活防衛資金は一体いくら必要なのでしょうか?

これは資産運用を始める時に、一番最初に考えなければならない重要なことです。

一般的には、3ヵ月分~2年分の生活費を確保しておけば良いというように言われますね。1ヵ月の生活費が20万円なら、3か月分なら60万円、2年分なら240万円ということです。

1ヵ月分の生活費だけ残して、あとは全て資産運用に回すというストイックな人もいたりします。

人によってライフスタイルや価値観が様々なので、生活防衛資金の必要額に唯一絶対の答えはありません。

・・・と、大抵はこのように抽象的な結論で終わりますね。

ポイント

僕はもう少しお伝えしたいことがあります。

ライフプランから生活防衛資金を考えることの必要性

まず、よく考えてみると余剰資金と一口に言っても、いつまで使わないお金のことを指しているのか、よく分かりません。

「いや、分かってるよ」という人はライフプランが分かっている方です。(ここで言うライフプランは、家計のキャッシュフロー表とも言い換えられます)

では、我が家の生活防衛資金を決めた事例で、お伝えしますね。

我が家のライフプランは2077年まで作成してあって、いつ頃どんな出費が発生するのか大体見積もってあります。

そして、ライフプランには万が一のコンティンジェンシープランを組み込んであります。例えば、僕が失業して1年間収入を得られなくなったり、妻の収入が減少することなどですね。万が一、僕が死んでも暮らしていけるように考えてあります。

ですから、ライフプランに沿った生活防衛資金を確保しておけば、よほどの想定外が起きなければ大丈夫です。

向こう10年間、2028年までは年間収支がプラスの見込みであることが分かっていますので、年間100万円~200万円位のペースで資産運用に資金を追加していこうと思っています。

これらも踏まえて、2028年までは基本的に年間収支が黒字のため、生活防衛資金としては100万円あれば問題ないです。

そして、2033年以降しばらく年間収支が赤字となっていくことが分かっていますので、2029年頃から段階的に運用資産を取り崩していく出口戦略を考えています。

もちろん、全ては売却しません。必要額をキャッシュに替えるだけですね。

その出口戦略の実行中に、もし市場環境が悪化して資産を売却しづらい状況になってしまったら困りますので、しばらく下落相場が続いても耐えられるように、2029年以降は少し多めに生活防衛資金を確保しておこうと思っています。

このようなことが分かった上で、妻にこう聞きました。

僕「資産運用にお金を回していくけど、貯金がないとやっぱり不安だよね。いくらあれば安心かな?」

妻「二人の口座に100万円づつはないと不安かな。旅行とかも行きたいし。」

僕「そうだね、じゃあ合わせて250万円は銀行口座に入れておこうか。」

ということで、我が家の生活防衛資金は最終的に250万円になっています。どんなに少なくとも普通預金に250万円は入れることにしてます。

本当はもう少し資産運用に回した方が資金効率は良いでしょう。

しかし、理屈では大丈夫と分かっていても、ギリギリの生活費では精神的にストレスになるものです。

特に資産運用に関して、あまり詳しくない妻には充分な配慮が必要です。

心の平穏のためと考えれば、少し多めに確保しておくことは必要経費かなと思っています。

いかがでしたでしょうか。

今回は我が家の実例をご紹介しながら「ライフプランから生活防衛資金を考えることの大切さ」ついて、お伝えしました。

きちんとライフプランを考えておけば、いつ頃いくらの生活防衛資金が必要なのか明確に分かります。長い人生の中では必要額は変動していくものです。

なかなかライフプランまで踏み込んだ解説がありませんけれど、実はライフプランを考慮せず一般論を参考にして金額を決めても、あまり意味がありません。

例えば、万が一の失業も想定した生活防衛資金を用意しておくべきですよと解説される事が多いのですけれど、本来はもっと手前のライフプランを立てる段階で考えておくべきことですね。

ぜひ皆さんもライフプランを考えてみることをお勧めします。

こんな記事も書いてます。

ライフプランを作成するためには、まず家計の年間収支を把握する必要があります。家計簿つけていない方でもこちらの年間収支表テンプレートでチェックできますので、ぜひどうぞ。

家計簿より年間収支が重要!年間収支表テンプレート無料ダウンロード

ゆう(@yu_kabu_life)です。 「家計の年間収支なんて分からないけど?」「将来に備えたいけど何から始めれば良いの?」「FPに相談してみようかな」←こんな人に参考になる記事です。 こちらは「F ...

続きを見る

弊ブログの提唱する「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」は、S&P500指数を上回るハイリターンを期待できます。実際に運用実績も毎月公開していますので、ぜひご覧ください。

SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ

ゆう(@yu_kabu_life)です。 「安定してS&P500より大きなリターンを得たい」「SPXLはリターンも凄いけど値動きも激しくて不安」「SPXLのリスクとリターンを調整できれば良いの ...

続きを見る

こちらの記事では、なぜライフプランが必要なのかということをご説明しています。

あなたにライフプランが必要なワケ【将来の不安】

ゆうです。 ライフプランとは何かご説明します。これによってライフプランの必要性と有効性を理解できます。 こんな方に参考になる記事です。 将来が不安だけど何すれば良いか分からない 将来への備えが十分か不 ...

続きを見る

ライフスタイルは3つのステップで確認することができます。こちらの記事をご覧ください

ライフスタイルを3つのステップで確認する│ライフプラン作成の準備

ゆう(@yu_kabu_life)です。 ライフプランを立てるために最初に必要な3つのステップをご説明します。これによって人生の大きな方針を確認することができます。 こんな方に参考になる記事です。 き ...

続きを見る

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
↑ぜひ応援ポチお願いします

↑Twitterで更新情報お届けします
リンクフリー
↑当ブログはリンクフリーです

-05.生活防衛資金
-,

Copyright© ゆう×米国株投資×ライフプラン , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.