iPhone5G対応は2021年以降か│アップルが5G部品調達で苦戦

投稿日:2019年3月9日 更新日:

ゆう(@yu_kabu_life)です。

米アップル(APPLE)による次世代通信規格「5G」対応のiPhone投入は、これまで早くとも2020年になると予想されていましたが、証券会社カウエンの調査によれば、アップルが5G対応モデムチップの調達に苦戦していることから2020年までの投入すら難しいと報じられました。

アップル(APPLE)の5G対応は2021年以降か

アップルが調達を苦戦しているモデムチップとは、アナログ信号とデジタル信号を相互変換する役割をもった部品であり、モデムチップの機能によって次世代通信規格5Gが実現されることから非常に重要な部品となっています。

これまでアップルのiPhoneは米半導体大手インテル社製のモデムチップに依存してきましたが、先月2月23日にはインテル社の幹部から5G対応モデムチップが2020年までにスマホ搭載できないとの見通しが示されたことからも、iPhoneの5G対応が2020年までに間に合わないのではないかと危ぶまれていました。

カウエンによれば、アップルの取り得る選択肢は4つあるとのことです。

第1の選択肢は、引き続きインテル製モデムを採用して5G対応は2021年以降にするというもの、これはすなわち5G時代のスタートダッシュで他社の後塵を期すことになりますので受け入れ難いでしょう。

第2の選択肢は、ライバルである韓国のサムスン電子から5G対応モデムチップを調達するというものです。ライバル企業に泣きつく以上は高額を吹っ掛けられる可能性が高いです。

第3の選択肢は、特許紛争で関係悪化している半導体大手クアルコムと和解して5G対応モデムを調達するというものですが、既に手遅れとなっている可能性が指摘されています。

第4の選択肢は、インテル社のモデム事業を買収して必要な部品を開発するという強引な手法ですが、これはスケジュール的に現実的ではないことが指摘されています。

さて、アップルの5G対応は2020年までに間に合うのでしょうか?

通信規格とともに進化してきたケータイの歴史

ケータイの歴史を振り返ってみれば、1993年に2Gが登場するとPHS携帯電話が普及するなど、それまで自宅の黒電話か町中の公衆電話から通話していた時代から、ポケットから携帯を取り出して通話する時代へと進化しました。

2000年代に入ると3Gが登場しました。通話のほかにもメールやインターネットをすることが可能となり利便性が飛躍的に高まったことで、ガラケーが爆発的に普及しました。1人1台の時代へと普及したのはこの頃です。

その後、4Gが登場すると3Gの3倍~4倍の通信を行うことが可能となったことで、YouTubeなどの動画や高解像度のゲームを扱えるようになりガラケーはスマホへと進化していきました。現在では更にスマホ自体の性能が高機能化したことで「スマホあるからPC買わない」という若者が多く出現してきました。

このように、通信規格の進化とともに人々の生活様式は大きく変化してきたのですね。

5G対応で何ができるようになるか

5Gでは、通信速度が4Gの約10倍(下り20Gbps、上り10Gbps)に相当する大容量通信の実現が期待されています。また、一度に重いデータを扱えるため「ほとんど通信遅延が発生しない(低遅延)」「一度に多くの機器が通信できる(大量接続)」という特徴があります。

5Gへ進化することによって、スマホも新たなステージへと進みます。

例えば、人々が多く集まる場所でも大量接続できることから、2020年に開催予定の東京オリンピックで多くの外国人が押し寄せても快適にスマホを扱えることが期待されますし、日常生活でも混雑する駅のホームや電車の中でも快適に動画を見ることが可能になるでしょう。動画の画質も4kから8kへと更に進化していくことが想定されます。

その他にも瞬時に大量データを扱えることから、自動運転車の実現も期待されます。日本でも昨日3月8日に自動運転車の公道走行を可能にするための道路交通法の改正案が閣議決定されました。これは自動運転レベル3「すべての運転を自動化するが、緊急時は運転手が操作する」ことを実現するもので、日本政府は2020年中の実用化を目指すとしています。

また、5Gによって触覚通信の実現が期待されることも見逃せません。触覚通信とは、遠い遠隔地にあるデバイスが受けた刺激データを遠隔通信で伝えることによって、遠い地にいながら触れた感触を再現するものです。触覚通信の実現には大容量通信と低遅延が必須になるため4Gでは実現できませんでしたが、5G環境下で実証実験に成功したことが報告されています。

そして、触覚通信とVR(仮想現実)技術を組み合わせることによって、これまでの常識を覆す仮想現実体験が期待されています。例えば遠隔地にいる人と本当に触れ合っているかのような感覚が再現されるということです。一部では遠隔地にいる人とのバーチャルセックスが熱望されているようです。他にもソードアートオンラインのように仮想現実世界に入って活動できる日が訪れるかもしれません。

5G時代のiPhoneユーザー

いずれにしても、既に韓国のサムスン電子が先月2月20日に5G対応の折り畳み式スマートフォン「ギャラクシーフォールド」を公開するなど、スマホ競合他社が5G対応を次々と展開しています。

このままアップルが5G対応部品の調達に手をこまねいているようなら、iPhoneユーザーは5Gの新時代で指をくわえて眺めるか、他社製品へ乗り換えて新時代の恩恵を受けるかという選択を迫られることになりかねません。

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