ペプシコ決算発表で株価上昇│【PEP】2018年第4四半期決算を読み解く

投稿日:2019年2月16日 更新日:

ゆうです。

2月15日、ペプシコ(PEP)が、2018年 第4四半期の決算を発表しました。

決算内容は良かったです。

決算発表では、増配と自社株買いを通じて80億ドル規模の株主還元計画が明らかにされました。決算を好感して2月15日の株価は前日比+2.95%115.91ドル)と上昇しました。

それでは、以下ご覧ください。

【PEP】ペプシコ(PepsiCo)の基本情報

  • 決算発表日:2019年2月15日
  • 決算期:2018年 第4四半期
  • ティッカーシンボル:PEP
  • 企業名:ペプシコ(PepsiCo)
  • 本社:ニューヨーク州
  • 従業員:<17.12>263,000名
  • 創業:1898年
  • 上場:1919年12月
  • 上場市場:NasdaqGS
  • 決算月:12月
  • S&P格付:A+
  • 時価総額:<2019.2.16>1621億ドル
  • 予想配当利回り:3.12%
  • 企業概要:世界的な飲料大手200カ国に展開。スナック菓子・清涼飲料の2本柱、スナックは米国シェア1位。主力「ペプシ」「マウンテンデュー」「トロピカーナ」。2018年8月ソーダストリームを買収合意。連続増配銘柄。

ペプシコ4Q決算:売上高○ EPS○ ガイダンス△

下表は2018年 第4四半期決算のアナリスト予想と結果をまとめたものです。

【売上高】

  • 2018年度4Qの結果は、予想195.3億ドルに対して、195.24億ドルでした。
  • 2018年度通期の結果は、予想647億ドルに対して、646.61億ドルでした。
  • 2019年度通期ガイダンスは、予想665.8億ドルに対して、前年比104%成長の672.88億ドルが提示されました。

売上高の結果は、若干予想を下回ったもののほぼ一致しました。ガイダンスは予想を上回りました。

【EPS】

  • 2018年度4Qの結果は、予想1.49ドルに対して、1.49ドルでした。
  • 2018年度通期の結果は、予想5.66ドルに対して、5.66ドルでした。
  • 2019年度通期ガイダンスは、予想5.87ドルに対して、前年比̠-1%成長の5.60ドルが提示されました。

EPSの結果は、予想通りでした。ガイダンスは減益が警告されましたが、株価には反映されませんでしたので市場から大きな懸念は示されなかったとものとみられます。

ペプシコ4Q決算:前期比○、前年同期比○

下表は売上高とEPSの前期比・前年比です。

【売上高】

  • 2018年度4Qの前期比は、前期164.85億ドルに対して、118.4%でした。
  • 2018年度4Qの前年同期比は、前年同期195.26億ドルに対して、100.0%でした。

ペプシコ4Q決算:決算発表を受けて株価上昇○

下図をご覧ください。PEPの株価推移を示したチャートです。

決算内容が好感され、2月15日の株価は前日比+2.95%115.91ドル)と上昇し、100日移動線を上に突き抜けました。200日移動線の攻防が続いていましたが、再度上値を試しに行く上昇気流に乗れるか注目されます。

ペプシコ4Q決算:北米堅調、南米・他エリアも増収○

セグメント別の売上高を確認していきます。

ペプシコのセグメント構成

北米飲料(North America Beverages)の売上高が最も大きく60億ドルを占めており、次にフリトレー北米(Frito-Lay North America)が50億ドル、北米だけで全体売上高の60%を占めています。海外が全体売上高の29.7%を占めます。

全セグメントで堅調な売上○

  • Frito-Lay North Americaの前年比は、前年48.29億ドルに対して、+3.6%の50.01億ドルでした。
  • Quaker Foods North Americaの前年比は、前年7.74億ドルに対して、-0.5%の7.7億ドルでした。
  • North America Beveragesの前年比は、前年59.02億ドルに対して、+1.8%の60.08億ドルでした。
  • Latin Americaの前年比は、前年24.35億ドルに対して、-0.7%の24.19億ドルでした。(為替要因で-約10%押し下げ)
  • Europe Sub-Saharan Africaの前年比は、前年36.95億ドルに対して、-3.2%の35.78億ドルでし(為替並びに他要因で約-7%押し下げ)
  • Asia, Middle East and North Africaの前年比は、前年18.91億ドルに対して、-7.6%の17.48億ドルでした。(為替並びに他要因で約-13%押し下げ)

為替や組織変更などの他要因により収益が押し下げられていますけれど、それを除けば北米+2%、南米+10%と堅調な売上成長を見せました。

北米の売上増には、輸送コストとアルミニウムの価格上昇対策として、飲料とスナック菓子を値上げしたことが寄与しましたが、スナック菓子の販売数量が10月-12月で減少していたことが分かりましたので注視が必要です。

過去10年:純利益が改善、売上・営業キャッシュフローとも堅調○

下図は2009年度~2018年度の売上高・営業キャッシュフロー・純利益を示しています。2018年の営業キャッシュフローが情報見当たりませんでしたので空欄としています。

売上高は横ばいで推移しています。前年は税制改革に伴う一時費用を計上したため純利益が減少していましたが、2018年はしっかりと利益を出してきました。

また今回の決算では2023年までコスト削減を継続することが報じられました。複数の工場を閉鎖する計画を明らかにしたほか、コストの70%は退職金などの人件費だとの説明がありました。これにより25億ドルの費用が今後複数年かけて損失計上されていくと思われますので一定期間利益を圧迫することが想定されますが、コスト構造の改善が期待されます。

【PEP】ペプシコの投資判断

米中貿易摩擦の政治的な要因により業績影響を受ける企業が多い中で、北米内の売上が大きいこともあってか動じることのない業績が魅力的です。昨年減少していた純利益もカバーするほどの増益を叩き出してくるところ、しっかり増配してくるところも頼もしさを感じます。

直近の株価は200日移動平均線の付近でレンジ相場を形成していますが、世界経済の減速懸念など外部要因によるところが大きいことや、これまでの堅調な業績からは堅調な期待収益が見込まれます。現在のように株式市場が不穏な空気に包まれている時こそポートフォリオに組み込みたい銘柄の一つです。

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