【永遠の命題】持ち家か?賃貸か?人生100年時代の暮らし方を考える

投稿日:2019年1月24日 更新日:

ゆう(@yu_kabu_life)です。

「持ち家が良いか?」「賃貸の方が良いのか?」どちらだと思いますか?

住処に関する問題はいつまでたっても議論が絶えない命題と言えます。実際どちらの方が良いのか判断しあぐねている人も多いのではないでしょうか?

この命題には唯一絶対の正解などありません。なぜなら人それぞれの生きる目的や幸福の価値観が違うからです。現役時代は職場の近くで便利に暮らしたいから賃貸で良いという人もいれば、少し無理をしてでも老後の安心のために分譲マンションを購入したい人もいるでしょう。しかし、昔と今とでは状況が明らかに変わってきているのも事実です。

さて、日本ではアベノミクス効果で失業率は低下して企業は潤っていると言われていますけれど、日本人の平均収入はどうかというと、いかんせん芳しくありません。

平均年収(2017年時点)

1位 スイス 1073万円
2位 ノルウェー 921万円
3位 ルクセンブルク 899万円
4位 デンマーク 835万円
5位 オーストリア 791万円
6位 アイルランド 767万円
7位 オランダ 685万円
8位 アメリカ 645万円
・・・18位 日本 429万円

日本のGDP(国内総生産)は世界3位の経済超大国なのにも関わらず、なんと日本国民の平均年収は18位なのです。

しかも問題は平均年収だけではないのです。実質的な手取りも激減しています。例えば年収700万円の人で考えると、2002年に手取り587万円だったものが、給与は上がらないのに社会保障費だけが上がり続けた結果、2017年には手取りが-50万円も減少して537万円と激減しているではありませんか。

アベノミクスで景気が良くなったと言われているのに、普段の生活で全く景気を実感できないのはこのためです。富は労働者ではなく企業に留保されているということです。

下図をご覧ください。では、住宅価格はどうでしょうか?

2017年時点の都心近くの価格年収倍率(マンションを購入するために働く年数)を世界で比較すると、なんと日本は世界ワースト5位という調査結果が出ています。

これは例えば、東京の平均年収は約550万円ですから、物件価格は5500万円~7150万円という非常に高額であることを意味します。このような天を仰ぐような高いローンを組んでしまえば一生をローン返済に費やして気づいたら人生終わっていたということになりかねません。

つまり、世界的に見て日本人の平均収入は低いうえに社会保障費の値上がりで手取りは減少しつづける一方でジリ貧なわけです。そこにトドメとばかりに都市部の居住費が高いため、世界的にトップクラスに生きていくためにお金がかかるというのが日本の実態でしょう。

もはや都市部でマイホームを持つことは、相当の経済力がなければ現実的に難しく、そういったことを肌身で実感しているので若者の持ち家志向は年々低下し続けており、賃貸に甘んじて暮らしているというのが実態です。

そもそも、こうなった根本的な原因は何でしょうか。そこには経済発展とともに仕事が都市部に集中し続けた結果、地方では良い仕事が十分にないため働き手が都市部に出ていかざるをえない悪循環が繰り返されるという構造的な問題があります。

下図のように、都市部に人口が集中する傾向は今後も長期間に渡って継続することが想定されていることからも、この構造的な問題が一気に改善するなどということは現実的に考えにくいです。

このような状況から賃貸志向が年々増え続けているわけです。

はてな

では、だからといって果たして本当に賃貸暮らしを続けていて良いのでしょうか?

賃貸暮らしを続けるということは、収入が激減した老後も賃料を支払い続けるということです。「老後になったら地方の安いところで暮らせば良いや」と安易な考えでいるかもしれませんけれど、身に沁みついた都会暮らしを老人になってから環境をガラッと変えることなどできるはずがありません

数十年後には年金受給開始年齢が65歳→67~68歳まで引き上げられるでしょう。しかも70歳までの延長雇用が政治的に議論され始めていますので、70歳までの引き上げも覚悟しておくべきです。

今でさえ老後破産が社会問題になっているのに、こんなに年金を引き上げられても破産せずに暮らしていける計画を立てていますか?その上で賃貸を選択していますか?この問いの答えがNOであるならば見通しが甘すぎます。

ひとたび都市部に住んで便利な暮らしを享受してしまうと、なかなかその心地よさを捨てることはできなくなってしまいますけれど、例えば少し都市部から離れたところに無理のない価格で住居を購入して、現役時代は頑張って通勤するということも選択肢のひとつです。先に苦労しておけば、人生100年時代と言われる長い老後を安定して過ごすという考え方もあります。

人生は現在という点ではなく、過去から将来に渡って長い線で続いているものです。であるならば、現役時代の今という価値観だけで考えるのではなく、将来に渡ってどのように暮らしていきたいのかをしっかりと考えて、自分のライフプランに沿った選択をするべきだと言えます。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
↑ぜひ応援ポチお願いします

↑Twitterで更新情報お届けします
リンクフリー
↑当ブログはリンクフリーです

-10.マイホーム・賃貸・持ち家, Ⅲ.金融リテラシー
-,

Copyright© ゆう×米国株投資×ライフプラン , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.