まだSPXLは長期保有に向かないとか言ってるの?S&P500ブル3倍ETF

投稿日:2018年11月27日 更新日:

ゆうです。

「VTとかVTIはリターンが少し物足りない」「少しリスクとっても大きなリターンを狙いたい」「でも個別株投資はちょっと・・・」こんな方に参考になる記事です。

僕は実際に2019年1月29日現在、69,511 ドル(約765万円)ほどを「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」で運用しています。その僕からSPXLの長期保有はアリですよ、ということをお伝えします。

それでは、以下ご覧ください。

SPXLとはS&P500にレバレッジ3倍かけたETF

SPXL(DirexionデイリーS&P500ブル3倍 ETF)とは、手数料および費用の控除前の段階で、ファンドの日次基準価額の値動きがS&P500指数®の300%のパフォーマンスとなる投資成果を目指したETFです。設定日:2008/11/05、経費率:0.95%

<出所:SBI証券の発表資料>

S&P500は世界を牽引する米国株市場全体へ投資できるインデックスですから、半ば長期上昇することが約束されたようなものです。そのレバレッジ3倍ETFですから基本的に上昇することが見込まれます。

S&P500は、世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏が、自分の死後に備えて妻に「資金の90%をS&P500に投資せよ」という言葉を残していることから、米国株投資の最適解の一つとして広く知られています。

SBI証券のHPを見ると米国ETFの売買代金ランキング3位と絶賛大人気のETFです。(ランキング対象期間:2018/11/19~2018/11/23)

SPXLがS&P500を圧倒的に凌駕しているという事実

SPXLについては様々なブログや考察サイトなどで、「リーマンショック級に大暴落したら資産が溶けて無くなる」とか「リーマンショックの最高値で掴んだら株価回復するまで長期間かかる」とか言った理由で、SPXLの長期保有なんて馬鹿のすることみたいな意見が散見されます。

でも、本当にそうでしょうか?

SPXL設定来(2008/11/5~2018/11/25)

下図はSPXLが設定された2008/11/5~2018/11/25までのチャートです。赤線がSPXL、黒線がS&P500です。

仮に2008/11/5に100万円ずつ投資していたとしたら、S&P500は293万円、SPXLは1292万円。圧倒的にS&P500を凌駕するパフォーマンスです。長期上昇相場が続いた時代が含まれますからパフォーマンスが良いのは当り前ですけれど、重要なのはこのパフォーマンスが再現される期待もあるということです。

<出所:ヤフーファイナンスより>

2015年のチャイナショック(2015/7/1~2018/11/25)

では、都合の良い期間を切り取っているじゃないかと思われるかもしれませんので、調整局面の手前で高値掴みしてしまったらどうなるか見てみます。

下図はチャイナショック直前の2015年7月で高値掴みした場合のチャートです。僅か14ヵ月後の2016年11月にはS&P500を逆転しています。現時点でも3倍以上のパフォーマンスになっていることが分かります。この程度の調整局面では直撃したとしても、お話にならないほどSPXLの圧勝となる可能性が高いと言えます。

<出所:ヤフーファイナンスより>

リスク承知で大きなリターンを狙うならSPXLは買い

では、リーマンショック級の歴史的大暴落の直前に高値掴みしたらどうなの?という疑問が聞こえてきますね。

下図は1950年代から現在までをシミュレーションした超長期チャートです。黒線がSPXLです。(レバレッジETFの深い考察をされているブログ「Dr.Kernelの見た世界」から引用)

<出所:Dr.Kernelの見た世界>

こうしてみると、歴史的大暴落の直前でつかんだ場合は、回復するまでに最悪15年スパンの期間を要していることが分かります。対してS&P500はもう少し早く回復しているので、これをとってSPXLの長期保有は向かないと主張している人が多いです。

しかし逆の言い方をすると、歴史的大暴落をモロに直撃食らった歴史上最高に不運な人でも15年スパンで損失はチャラになる可能性が高いということです。例えばこれから20年スパンで長期投資を考えているとしたら、20年後にほとんどリターンが得られないリスクを承知で超ハイリターンを狙うという投資判断ならSPXLは買いです。

ただ、そうはいっても僕らは人間であってロボットではないので、「仮に元本100万円が一時的とはいえ評価額10万円になったとしたら精神的に耐えられるものではない」という声が聞こえてきそうです。確かにそのとおりです。そうなった時のために具体的な対策を講じておく必要があります。例えば、僕はこうしてます。

対策例

  • ポートフォリオ全体に占めるSPXLの割合を一定までに留めておく
  • 利益の半分をキャッシュに変えておく運用ルールで暴落に備える
  • SPXLをジュニアNISA枠で保有しておくことで狼狽売りしにくい環境を作る

このように、リスクをコントロールしながらハイリターンを狙いにいく選択肢は大いにアリかなと思います。

過去の暴落チャートに学ぶSPXLの適切な投資行動とは

SPXLはS&P500ブル3倍レバレッジですので、上昇相場でハイリターンが得られますが、下落相場ではチャートの崩れ方が大きいです。特に2018年は高値から底値まで-50%安を超える大暴落に見舞われましたので、短期投資で儲けようとして欲をかいた人が、少し急落すると恐怖で投げ売りして大損している状況が多く見受けられました。

過去のチャートから学んでおけば、2018年の暴落時に狼狽売りして損することもなかったはずですし、そもそも短期投資で儲けようなんて思わないはずです。

以下の記事で過去の暴落時のチャートを掲載していますので、SPXLに投資するのならばしっかりと再確認しておいてください。

SPXL長期保有のすすめ│暴落チャートから適切な投資行動を解説

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頭では「SPXLの長期保有によってハイリターンが期待できること」や「一時的な含み損が発生したとしても時間の経過とともにプラスに転じること」が分かっていたとしても、SPXLが暴落して大きな含み損を抱えたり、もしくは含み益の大半が吹き飛んでしまったりすれば、心が耐え切れない人が大半です。

SPXL投資の新しいカタチ ~米国株初心者も安心~

「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」とは、安定してS&P500指数のリターンを上回りつつ、同時にSPXLよりもリスクを抑制することが可能なポートフォリオです。当ブログで考案し提唱しているポートフォリオになります。

僕は実際に2019年1月29日現在、69,511 ドル(約765万円)ほどを「SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ」で運用しています。以下の記事で当ポートフォリオの概要やリターンを解説していますので、ご覧ください。

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「ジュニアNISA」でSPXL長期保有のすすめ

当ブログでは、SPXLへの投資は「長期保有」を推奨しています。当ブログで様々なSPXLの考察をご覧いただい方はお分かりいただけたかと思いますけれど、SPXLの長期保有によってS&P500指数を上回るリターンが見込まれます。

ジュニアNISAとは、売却時の譲渡税が免除される節税制度であり、同時に子どもが18歳になるまで投資資金を引き出せない制約があります。

ということは、SPXLの長期保有によって得られる利益を余すところなく享受できる上に、SPXLが株価下落しても冷静さを欠いた売却を防ぐ効果も期待できます。まさにSPXL長期保有と非常に相性が良い制度と言えます。

そして、ジュニアNISAでSPXLを購入できる証券会社はSBI証券のみ(2019年1月時点)となります。まだSBI証券でジュニアNISA口座を開設されていない方は以下からどうぞ。

<口座開設無料>SBI証券

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