ゆうです。
11月23日の米国株式市場は、S&P500種は前営業日比0.7%下げて2632.56。ダウ工業株30種平均は0.7%下げて24285.95ドル、ナスダック総合指数は0.5%下げました。S&P500種株価指数は週間ベースの下げが3.8%、9月高値からは10%下げて調整局面入りとなりました。
9月高値からの急落は10月末に底をつき反発したかに見えましたけれど、二番底を試す展開となっています。
下はVTIの6ヵ月チャートです。だいぶ下げています。VTIは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーするETFです。
下のチャートはSPXLです。大体VTIに3倍する形で下げています。SPXL(DirexionデイリーS&P500ブル3倍 ETF)とは、手数料および費用の控除前の段階で、ファンドの日次基準価額の値動きがS&P500指数®の300%のパフォーマンスとなる投資成果を目指したETFです。
このように米国株式市場が軟調な地合いとなってきている中で、今回11月22日にSPXLを30株、1178ドル(手数料込み)にて買い増ししました。これでSPXLは734株、元本にして35611ドルになりました。
皆さんの中にもROKOHOUSEさんのレバレッジドポートフォリオを取り入れている方もいらっしゃるのではないかと思いますけれど、僕はSPXLを単独で保有しています。
では、なぜSPXLを買い増ししたのかというと、実はSPXLだけ少し特殊な運用をしていることに起因しています。
少し特殊な運用といいますのも、こういうルールで機械的に売買しているのです。
①一定期間ごとに評価額を確認する(今は大体1ヵ月ごと)
②前回確認時よりも評価額がプラスになっていれば、プラス分の半額となる株数を売却する
③前回確認時よりも評価額がマイナスになっていれば、マイナス分の半額となる株数を購入する(買い増し)
とはいっても最近サボっていて前回が6月末でした。そして今回6月末から比較してみたところ評価額が2300ドルほどマイナスになっていましたので、その半額となる1178ドル分の30株を買い増ししたというワケです。
このルールで2018年2月から運用していて今回で6回目の売買となりますけれど、この運用によって約330ドル儲けました。手数料も含めた利益です。大げさに言うほどの儲けではないのですけれど、一応は狙い通りの結果になってます。
なぜこんなことをしてるかというと、主な理由は2つです。株式市場が大暴落するとSPXLは大ダメージを食らいますので利益の半分をキャッシュに変えておくことでダメージ減少を狙うのと、レンジ相場で徐々に減価していくのを軽減するためです。このあたりは別途もう少し掘り下げて記事にしたいと思います。
2019年1月13日追記
上述していた件について記事にしました。リスク・リターンのバランスに優れたSPXL投資の新しいカタチを紹介しています。「SPXLの大きな価格変動が少し怖い」「でもS&P500より大きなリターンを得たい」という人は併せてご覧ください。
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SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ│SPXL投資の新しいカタチ
ゆう(@yu_kabu_life)です。 「安定してS&P500より大きなリターンを得たい」「SPXLはリターンも凄いけど値動きも激しくて不安」「SPXLのリスクとリターンを調整できれば良いの ...
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